自分で勉強するスタイルを身につける

中学校は、中間テストがほぼ終わりましたが、高校生はまだのところが多いようです
なぜ分かるかといいますと、はなまるゼミナールでは、卒塾生に自習室を無料で開放しているため、定期テスト前になると、自習室を使いに来る高校生が増えるからです。
豊中市に「進学塾レサンス」という塾があります。「塾のいらない子どもを育てる」という方針で、塾を営んでおられます。私の考えも全く同じです。
はなまるゼミナールは、「学力を生きる力に」というスローガンをかかがえていますが、それは、単に学力をつけて社会を渡っていくと言うことだけではなく、本質的には「独り立ち」できるようにということがあります。
つまり、塾など周りにサポートしてくれる人がいなくても、きちんと社会で通用していく人を育てていきたいと考えています。
はなゼミでは、小学生から通ってくれる生徒が多いですが、次第次第に、勉強の仕方をつかんでくれます。小6くらいになると、大半の生徒は手取り足取りこちらが指示しなくても、勉強をしていきます。
その結果、高校生になっても、自主的に塾の自習室で勉強する生徒が出てくると思っています。まさに、「塾のいらない子ども」になっているわけです。
塾に通わなくても、勉強する場さえあれば、ちゃんと勉強できるわけですから、こんなに「お得」なことはありませんし、そういう場を求める力も、大切な「生きる力」なのではないかと思っております。


個別に対応する定期テスト対策

img_20161016_135343はなまるゼミナールでは、普段は、10名前後の少人数集団指導で授業をおこなっております。
その上で、定期テスト直前の土日には、10時間ほどの集中した勉強会をおこないます。この勉強会では、教え子の大学生を数名呼び、さらにきめ細やかなテスト対策をおこないます。

今日は、生駒中学、光明中学、生駒北中学の生徒のテスト対策勉強会をおこないました。写真は、中1と中2生14名に対し、4名の講師・チューターが個々の質問や分からないところを指導している風景になります。


中学1年生は初めての定期テストを終えました。

A little bit of summer!生駒中、光明中の中間テストが終わりました。生駒北中の生徒は、もう少しがんばってください。
さて、どれだけ点数を取ってくれるか、心配していた中学1年生。みんなとてもよく頑張ってくれました
テスト2週間前くらいから、毎日、在籍する中1の半数が自習室で勉強しており、とても努力してくれていたのですが、どれだけ結果に反映するか、すこし心配でした。
しかし、子どもたちは、見事、努力を結果へと結びつけてくれました。特に心配していた、勉強が大変な生徒も、高得点をとってくれ、私も嬉しいですが、本人もとても喜んでいました。毎日毎日、自習室で勉強し続けた結果であると、思っております。
1ヶ月後には、期末テストがあります。引き続き、しっかりと努力してもらいたいと思います。もちろん、どんどんテストは難しくなり、努力が結果へと結びつかない場合も出てきます。でも、そんなこと、大人になれば当たり前のこと。すべての努力が結果に結びつくことはないのです。それでも、あきらめずに努力し続けることが大切です。
中学1年生には、そのことを学びつつ、大いに遊び、大いに勉強してもらいたいと思います。

photo by: Martino!

塾講師に聞いた「わが子を行かせたい塾」ランキング(2)

Funny Chinese Child Playing Boy(つづき)

また、生徒への対応のみならず、親御さんへの対応もしかりです。子どもが幼ければ幼いほど、ご家庭の影響を強く受けております。それは、当然のことでしょう。子どもの学習姿勢とご家庭での学習姿勢はやはり強く関係しております
今、はなゼミに通うようになってから、「宿題をすぐにするようになった」「辞書を引くようになった」「いやがらずに勉強するようになった」という生徒が何人もいます。それは、とてもうれしいことなのですが、やはりご家庭のご協力も必要となります。
そのときには、親御さんが少し耳の痛くなる話もせざる得ません。それは、「こんなことを言って、気分を害されて辞められたらどうしよう」とか言うことではなく、その子の将来を考えると、「宿題はすぐにする」「分からないところは、自分で調べる」「間違えたところはやり直す」など、学習の最低限度の「習慣」をつけてあげないといけないのです。そして、そういう「習慣」が付いてくると、自然と成績は上がりますし、本人もうれしくなり、ますますがんばれるという良いスパイラルになってきます。

合格実績の数も、保護者からするとだまされやすいポイントです。
合格実績は、(1)塾生数に対する割合と、(2)塾内競争率を知ることが、本当の塾の力が分かるポイントになります。
(1)について言えば、塾生数が多くなれば、必然的に合格数も増えます。したがって、合格数が多いからと言って、その塾の実力にはなり得ません。たとえば、塾生数1万人の塾からA高校に100人合格(1%の合格率)しても、塾生数100人の塾からA高校に10人合格(10%の合格率)のほうが、本当の実績は良いのです。私が親なら、100人合格の塾より、合格率10%合格の塾を選びます
(2)について言うと、トップ高の合格数を競う大手塾は、ムリな受験を多数おこないます。つまり、模試で合格可能性が10%しかなくても、そんな子どもを10人受験させれば、1人は確率的に合格するのです。もちろん、9人は不合格なのですが、そんなことは塾にとっては関係ありません。なぜなら、子どもの人生、ご家庭の方針に関係なく、トップ高の合格数が大切だからです。
それを見抜くには、塾内競争率を見るべきです。もちろん、トップ高の合格数を競う塾は、そんなものは絶対に開示しないでしょう。なぜなら、一般競争率より、低いことがばれてしまうからです。ムリな受験をさせて、一般競争率より、高いはずなどありえません。真偽はともかく、大阪のとある進学塾などは、一般競争率より2倍も塾内競争率が高いと噂されております。これが本当なら、その塾に通っていない生徒の方が2倍合格していることになります。とんでもありません。

私は、塾は、サービス業ではあってはならないと思っております。しかし、生徒がいなくなれば、塾はつぶれてしまい、経営者をはじめ、社員は路頭に迷ってしまいます。したがって、「サービス業」化していく塾は当然出てくると思います。
かつて私が大阪の大手塾で教室長をしていたときのライバル塾は、次のようなことをしていました。
塾内模試の時に、子どもたちのカンニングを容認するのです。そうすることで、模試の結果が良くなり、その結果を見た親御さんが喜ぶというのです。なぜ、そういうことを知っているかと言いますと、その塾を辞めて、私が教室長をしていた塾に来たときに、教えてくれたからです。そういうことを言う生徒は、複数名いたので、かなり真実に近いのはないかと思っております。
わが子を愛し、将来苦労させたくないという親心は当然です。しかし、表面的な宣伝に目を奪われてしまい、「塾の肥やし」とならないようにしたいものです。

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塾講師に聞いた「わが子を行かせたい塾」ランキング(1)

Child's Hands in Clay先日、フジテレビのお昼の番組「バイキング」で、「塾講師に聞いた「わが子を行かせたい塾」ランキング」という企画が放映されたようです。

私も見たかったのですが、気づいたときには、すでにその企画が終わっておりました。

ネットで調べてみると、そのランキングとは、

1位 出来ない事を正直に伝える塾
2位 生徒をちゃんと叱る塾
3位 親にもきちんと指導する塾
4位 授業の時の席が決まっている塾
5位 合格数を「%」で表示している塾
だそうです。
私自身、塾講師歴はすでに25年以上になっておりますが、このリストは全くもって同感です。「塾」に聞いて調べたのではなく、ちゃんと「塾講師」に聞いたのだろうなと思います。

子どものことよりも、まず利益が優先になってくると、「できないことを正直に伝える」「生徒をちゃんと叱る」「親にもきちんと指導する」などということはできなくなります。わざわざそんな「危険な」ことをして、辞められては元も子もないからです。とりあえず、親にも子どもにも「聞き心地の良いこと」を言って、退塾を防ぐことができれば、とりあえず利益が確保できます。まさに、「サービス業」の考え方であると思います。

塾は、教育サービス業と言われますが、ではサービス業そのものかと言われると、大きな違いがあります。

サービス業は、顧客に対して「心地よいサービス」を提供する仕事です。サービス料を取るホテルやレストランなどを見れば、より分かりやすいと思いますが、やはり顧客に対して、最高の「居心地」を提供します。そして、その分、サービス料をいただくわけです。それが、サービスの基本ではないでしょうか。

しかし、塾はむしろ逆になります。子どもたちに対して、漢字を覚える、英単語を覚える、計算間違えをしないなどと指導します。そのことは、多くの子どもたちには、「居心地の良い」ことでは決してなく、むしろ「居心地の悪い」ことにちがいありません。小テストなどで悪ければ居残りをさせられたりすることも、けっして「居心地の良い」ことではないはずです。

だからといって、漢字を覚えさせたり、英単語を覚えさせたり、複雑な計算方法を習得させたりしなければ、それは「塾」と言って良いのかという世界になります。もちろん、聞くところによると、子どもたちの「心地よさ」を追求するあまり、その子が「できる」問題ばかりさせ、「不快な」思いをさせないようにしている「塾」もあるようです。しかし、それでは力など付きようがありません。私は、子どもたちが将来、立派に大人となって社会に出たとき、不測の事態に対応できるような生きる力を身につけてあげなければならないと考えております。そのためには、現時点の子どもの学力を固定的に捉えるのではなく、半年後にはここまで伸ばしてあげたい、1年後にはさらに、、、と成長させてあげなければならないと思います。

(つづく)

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小学校内容の学習が高校入試を左右する

Ecological cycle seminar先日、塾用の教材会社主催の高校入試分析会に参加してきました。

そこで、さまざまな情報が提示されたのですが、その中のひとつを紹介したいと思います。

とある県の高校入試問題で、毎年小学生算数内容の問題を出題し、どのくらい誤答があるか測定しています。

すると、2009年度「1/6+3/8÷7/8」という問題では誤答率は7.8%でした。この春おこなわれた2013年度「1/6+3/4÷5/2」という問題では、誤答率が15.9%あるのです。単純化すると、受験生の7人に1人以上は、この分数の四則混合の計算を間違えているのです。

この結果はどのように考えれば良いのでしょうか。

もちろん、単純な計算間違えの生徒もいるでしょう。しかし、それだけならば、同様に09年度もいたはずです。この子どもたちは、小学6年生あたりからゆとり教育から新指導要領への移行措置が始まっております。それだけ難しい内容を学習しているにもかかわらず、基本的な計算である分数の四則混合ができない生徒が7人に1人以上もいるのでしょうか。

その原因を明らかにするのは、大変難しいとは思いますが、1つには間違えなく、教科書が急激に難しくなってついていけない生徒が増えたことにあると思います。そして、難しいだけでなく、新たに学習する内容が増えているにもかかわらず、演習量が増えず、習ったときにはできたけれど、その後、忘れていったということがあるのではないでしょうか。

こうした分数の四則計算ができないということは、文字式が分数の形になったものは間違えなく解けないでしょうし、関数や方程式においても、分数が混じってくると解けない可能性が非常に高いと思われます。そういう子どもたちが7人に1人以上もいるということは大変なことに違いありません。

しかし、指導要領が新しくなり、量が増え、難易度が高くなったということは、逆にできる生徒が増えていることも間違いありません。

つまり、できる子どもはどんどんできるようになり、できない子どもはどんどんできなくなるという学力格差が大きくなっていると言えるのではないでしょうか。

小学生のうちから、塾に通わせるかどうかについては、ご家庭でも悩まれることだと思います。しかし、小学生内容の理解が怪しいようでは、間違いなく中学校のさらに難しい内容についていけるはずはありません。小学校での小テストが、毎回85点以上、できれば90点以上なら問題はないと思いますが、70点台以下であれば、今のうちに塾に入れておかれた方が、後々の月謝などを考えても、良いのではないかと思います。


生駒中学、光明中学の中間テストが終わりました

Fotheringhay castle footprint from the past, where a Queen was beheaded今日で、生駒中学、光明中学の中間テストが終わりです。
今年入学した中学1年生を始め、本当によく勉強してくれました。
テスト1週間前からは、毎日4時過ぎから10時まで、自主的に自習室でずっと勉強している生徒もいて、本当に頼もしい限りです。テスト直前の土日には、複数名のチューターも参加し、両日合わせて10時間以上の対策授業もおこないました。はなまるゼミナールでは、普段は、1クラス10名以下の少人数クラスで授業をおこなっていますが、土日のテスト対策では、生徒5~6名に1人の割合でチューターを配置し、よりきめ細かく対策をおこなっております。
この1週間、自習室は、塾生の6割くらいの生徒が常に勉強している状態でした。この努力をずっとずっと続けてもらいたいと思います。
さて、努力ですが、本当ならば、報われる方がいいに決まっていますし、もっと言うと、努力は報われるように努力すべきです。
しかし、なかなかそんなにうまくはいきません。もちろん、中学校程度の学習であれば、比較的努力は報われやすいとは思いますが、努力に比例して点数が取れるかというと、そう甘くはありません。
私は、子どもたちには努力しなさいとは言います。しかし、その結果がついてきていなくても、叱ることはありません。点数が悪いことで、一番ショックなのは、当の本人であって、そこでまたダメ出しする必要はないと思っております。
子どもたちがこれから、大人になっていく上で何が大切かというと、あきらめずに努力することであって、一瞬の結果(子どもの人生と考えると、ほんの一瞬と思いますが)だけをとらえて、一喜一憂することではないと考えます。スポーツ界でも芸術の世界でも、努力すれば誰もが一流の選手やアーティストになれるわけではありません。仕事にしても、そうです。がんばったから、いい仕事ができて、評価されるとは限りません。しかし、それでも、努力はし続けないといけません。
このテストに向けて、子どもたちの多くは、本当によく勉強していました。かなりの部分で報われることはあると思います。しかし、たとえ報われなくても、次のテストに向けて、努力することを促していきたいと思います。
そのようにしながら、一歩一歩、成長し、世の中を渡っていけるようたくましく育ってもらいたいと思います。


発達障害の子の学習で大切なこと


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年に200名以上の生徒を指導していると、毎年数人の割合で発達障害の子どもを指導することがあります。昨年まで、私がとある塾の教室責任者をしていたときは、入塾テストをやるものの、実質的には子どものやる気などをみて合格点に達していなくても、面倒を見させてもらっておりましたので、比較的多くの発達障害の子を見てきました。

さて、発達障害があるとされた子の親御さんは、いろいろとご苦労が絶えないと思います。きっと、子どもの現在の様子や将来のことなどで不安に思っている方も多いと思います。

私は、発達障害の専門家ではありませんし、その教育を専門にしているわけではありません。しかし、現場で指導していく中で発達障害の子どもの指導について、それなりの経験を蓄積していると思っております。

発達障害を持つ子への私の指導スタンスは、子どもの精神的成長を促し、その成長で障害の面を超えさせ、学力をつけていくことにあります。そして、それはできると思っています。以前の記事に書いたように、幼稚園に入る前に、医者から「大人になっても話すことすら困難」と診断された重度のLDの子が薬学部に合格し、薬剤師になったという経験からもかならず社会で通用する学力を身につけることは可能であると確信します。

したがって、発達障害であると診断された保護者の方に強く言いたいのは、

わが子を信じつづけてほしい

ということにあります。あきらめなければ、かならず精神的成長が障害を越えていく時がやってきます。子どもが幼ければ、幼いほど子どもにとって親の存在の占める割合が大きいですが、親があきらめてしまえば、その子を誰が信じつづけられるでしょうか。けっしてあきらめずに信じ続けてあげてほしいと思います。

とはいっても、実際には大変な場面は子どもの成長とともに訪れるでしょう。他人とのコミュニケーションがとれない、頑固でとても融通が利かない、どうしても漢字が覚えられない、英語が全く理解できない、図形の感覚がまったくないなど、いろいろとあると思います。いつか乗り越えられると言っても、保護者において、そんなに待ってられない、ついイライラしてしまうということが起こりえます。

お互いの関係が煮詰まってくると、親も子どもも苦しくなり、不幸になります。そんなときには、第3者にゆだねたらどうでしょうか。何かというと、塾や家庭教師の利用です。自分の子どもを理解して、ゆっくり確実に成長を促する教師を探すのです。どこの町にもそんな教師はいると思います。学校の教師は選べませんが、塾の教師や家庭教師は選べます。是非探してください。

ただし、その際、注意してもらいたいのは、第一に、自分の子どもが成長することを必ず信じてくれる教師であること、第二に子どもの精神的成長を積極的に促してくれる教師でないといけないということです。

成長を信じないと、障害を前提化してしまいます。つまり、「この子はこんなもんだろう」となってしまうと、伸びるものも伸びません。子どもの成長度合いに応じて、指導を強化していけば、ゆっくりした歩みでもかならず前進します。

第二に、発達障害の子どもは頑固な子どもが多いですから、ゆっくり確実に成長を促す必要があります。そのゆっくりさを認めることはとても大切です。しかし、そうはいっても、高校入試が迫っている場合、そうゆっくり待ってることもできません。だから、こちらから、子どもの精神的成長を積極的に促す必要があります。教科指導は子どものレベルにあわせますが、それ以外は子どもの年齢に応じた指導をします。教科指導は妥協できても、それ以外は妥協できません。たとえば、小6の子に小4内容からの漢字や計算をさせることは必要ですが、話し方や話す内容、質問の仕方、礼儀作法などは、年齢に応じたものでなければなりません。そうしないと精神的成長は期待できませんし、精神的成長が期待できなければ、いつまでもたっても発達障害に負けてしまうことになります。

最後に、繰り返しになりますが、最も大切なことは親が、とりわけ母親が子どもを信じることです。根拠などいりません。子どもの将来のために、わが子を信じ続けることだと思います。

もし、この記事に関心を持たれ、ご質問などがおありの方は、こちらからメールをいただければ、お答えできる範囲でお答えします。おひとりで悩まれないのが親にとっても、そして子どもにとってももっともいいことですから。

 


定期テスト対策~~期末テストに向けて

niagara rain
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梅雨の真っ最中ですので、しとしと雨がよく降ります。一雨ごとに、木々の緑が濃くなっていくのは、とてもうれしいのですが、雑草も一雨ごとに伸び盛り。困ったものです。。。

さて、中間テストの結果が返ってきたばかりですが、今度は6月15日から期末テスト2週間前に入ります。

生徒たちには、期末テスト対策が始まるこの2週間のうちに、中間テストの自己分析・評価シートを完成してもらい、今度はその思いを期末テストへ向けた勉強にぶつけてほしいなと思っています。

ちなみに、中間テスト2週間前からの対策をした生徒たちは、まずそこそこの点数をとってくれたのではないかと思っています。子どもたちへは私から80点くらいあげたいと思います。しかし、「ここは出るよ」「ここは間違えやすいよ」と言っていたにもかかわらず、ポツポツとミスも目立ちました。しかし、そうしたことは、当の子どもたち自身がよく分かってくれていると思いますし、しっかり自己分析してくれると思っております。私としては、詰めの甘さをなくしていくよう、私自身がもっともっと工夫し、努力しないといけないと強く心に思っている最中です。

中間テスト前後から、新たに一緒に勉強するようになった子どもたちにも、期末テストでは大いに良い点をとってもらうべく、がんばっていきます。

 


きちんと覚えていくということ

Lovely Chaos @ New York City
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通わせてくださっている親御さんから、

「今まで、ほとんど勉強しなかったのに、帰ってきてすぐ宿題をやるようになりました」

「宿題をしなさいといわなくても、食事を終えたら、自ら進んで宿題をやっています」

とありがたいお言葉をちょうだいしています。小学生、中学生ともにです。

私は、記憶力の良い方ではありません。きっと頭の良い方でもないと思います。だから、「すぐに忘れてしまうねん」という子どもの気持ちはよく分かるつもりでいます。そもそも、人間の記憶、とりわけあまり興味のないことに関しては、24時間~48時間もすれば、忘れてしまうのではないでしょうか。エビングハウスの忘却曲線によると、自分にとって無意味な内容については

20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。

と、24時間後には3/4忘れてしまっているのです。
これは、とてももったいないことです。せっかく、大切な時間を使って、塾に来て勉強しているのに、一晩ねたら、もう忘れてしまうなんて。
だから、子どもたちには、かならずいうのです。
忘れちゃったらもったいないから、今日中に宿題をやっておこう!
そして、ほとんどの子どもたちは、ちゃんと実践してくれているのです。
はなゼミでは、英語も数学も週に2回ありますから、その日のうちに宿題をやっていれば、次の授業(3日後)では確実に覚えているんですね。定着の具合が全く違います。“ああ、この子は、忘れないうちに宿題をやっているな”とすぐに分かるのです。
もちろん、それでも2週間、3週間と日が経つにつれて、記憶も薄くなってくるのですが、また復習すればすぐに記憶はよみがえってきます。こうした繰り返しが、子どもたちにとっては、学習が習慣になっていくおおきな練習ではないかと思っています。