手抜きはなんともかっこが悪い

Pitchi Ipnotizzatore
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勉強にしても、習い事にしても、せっかく時間をかけて何かをしても、手を抜けば、中途半端にしか身につかない。

サッカーチームに入っていても、手を抜き、サボっていれば、上達なんかしない。で、学校の体育の授業なんかでサッカーがあったりすると、「え~、サッカーチームに入ってるのに、なんで、そんなに下手なん?」なんていわれて恥ずかしい思いをしたりする。なんともかっこが悪い。

塾に通っていても、手を抜き、サボっていれば、身につかない。それで成績なんか上がるはずもない。

で、テストで悪い点を取って、友だちや周りに人から、「あんた、それで塾に行ってるの?」なんていわれ、かっこわるい思いをする。

何をするにも、集中して、努力する。がんばれば、必ず身につく。身につけば、友だちもお父さんもお母さんも、認めてくれる。

身につくように努力すれば、かならずむくわれるのだ。がんばろうね!

 


「つめこみ」教育考

Happy Pi Day (to the 69th digit)!
 

30年前の算数の問題集はむずかしい

昔の問題集を見ていると、「よくこんな問題を解いていたなあ」ということがあります。今の問題集と比べ、数段難しいのです。

中学では2012年から、指導要領が改訂され、ついに「ゆとり教育」から脱却します。こういう表現をすると、「詰め込み教育へ戻るのか」という論議が一方で起こります。

しかし、私は、脱「ゆとり」が、そのまま「詰め込み」ではないと考えます。

そもそも学習とは、基本事項をしっかりと「詰め込む」ことであり、それ抜きに発展はありません。基本をしっかりと「詰め込んだ」上で、応用力を身につけていくことが子どもたちにとって必要であると考えます。そのとき、応用までも「解き方、考え方の暗記」によってクリアしようとするのが、いわゆる「詰め込み教育」だと思うのです。そのように、すべて「暗記」によってクリアしようとする「詰め込み教育」には、私は反対します。

つまり、学習の初期段階の「暗記」という作業と、後半の「応用」への道筋を一緒くたにしてしまうと、脱「ゆとり」=「詰め込み」の復活というようになってしまい、おかしくなるのではないかと思います。

さんざん話されてきたことですが、たとえば「ゆとり教育」下においては、算数において3ケタ以上の計算は学校で教えられませんでした。その結果、中学に入り、濃度や圧力計算などで桁数が多くなると、多くの子どもは計算ができなくなったのです。これでは、基礎的な計算すらできないというのとほぼ同義であり、教育の意味を疑ってしまいます。

つまり、基礎学力育成の時期において、しっかりと「詰め込み」教育をおこなうメリットは、基本的な事項を暗記し続けることによって、頭の中に多くの知識が残せるということです。実はこの事は、人間の学習過程においては非常に重要なことではないでしょうか。土台を形成する若いうちに知識を覚えるクセを身に付けることで、その後の人生における判断材料を豊かにし、実社会でのさまざまな「応用」ができるようになるのです。

その上で、応用に関しては、自分の力で考え、解き明かしていく力を付けるべきだと思います。子どもたちが今勉強しているのは、数年先に受験ではありません。受験はあくまで通過点であり、今おこなっている勉強は、その後の人生を自らの力で切り開いていくためであると思います。

安易なテクニックなどより、本質的に物事を考えていく力を付けることで、たくましく生きていける人間へと育ってほしいと思うばかりです。


勇気を持って行動しよう

Ballet 3
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子どもたちを見ていると、じっ~~と問題を見て動かない子がいたりします。また、授業中に当てても、何も答えない子がいたりします。それぞれにはいろいろな原因があるのだと思いますが、1つには

まちがうのがイヤだ

という気持ちが強く働いている場合が多いのではないかと思います。

子どもたちには、いつも

大いにまちがえばいい

といっていますが、それでも自分が「まちがえる」のに戸惑う子どもが多いのです。

確かに、何もしなければ、「まちがう」ことはないでしょう。しかし、それでは何の発展もありません。まちがうことは、確かにイヤなことですし、人前でまちがうと恥ずかしかったりしますが、そういう経験もまたとても大切なことです。「まちがう」のがイヤなら、次にまちがわないように、注意深く行動したり、工夫をしたりすればいいだけのことです。それが、次の自分へとレベルアップさせるのです。

また、私はこうも思います。

まちがうのが恥ずかしいって? 君はそんなに完璧な人間なの?

日々、成長であり、自分の成長を目標にしていると、まちがうことの恥ずかしさよりも、「成長する楽しみ」のウエイトが高くなります。そもそも、まだまだ成長中、発展中であれば、間違いは当然です。学んでいる最中に、「完璧な自分」など存在しないのです。

子どもたちには、大いに開き直ってもらいたいと思っています。

自分はまだまだ成長途中だ! だから、いっぱいまちがうし、いっぱい学ぶ。それでいいんだ!


迷うことなく努力を積み重ねる

Portugal Beja Sunshine
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「自分はなぜ、こんなにできないんだろうか」「もっと能力が高ければ良かったのに」なんて思うことは、きっと誰しもあると思います。

私は、野球にはほとんど興味がありませんが、それでも米大リーグで活躍するイチロー選手の記録の偉大さを知っています。それほど、すばらしい活躍と記録を打ち立てているイチロー選手はけっして能力の「高さ」だけで、乗り切ってきたわけではありません。小学生から、他の人には負けないくらいの練習量をつんで、今のイチロー選手があるのです。

現、パナソニックの創業者の松下幸之助さんが、次のような言葉を残しておられます。

能力は六十点でもいい。しかし誰にも負けない熱意がなければいけない。そして、努力することである。昨今の一部の風潮にまどわされてはいけない。こつこつ努力を積み重ねていくことが基本であり、大事なことである。汗を流す。迷うことなく、それを先行させることである。松下幸之助

問題は、「能力」ではないのです。「努力」なんですね。むしろ、努力こそが「能力」を作っていくといってもいいと思います。

そして、努力を積み重ねるためには、「迷うことなく、先行させること」であるといいます。

私たちは、がんばって何かを目指しているときでも、つい「これでいいのだろうか」と迷ってしまったりします。しかし、目標があるなら、夢があるなら、けっして「迷うことなく、先行させること」が大切でしょう。ここがぶれていては、集中して努力できなくなってしまいます。

夢を持ち、目標を立て、迷うことなく先行して努力する

これがまさに夢を果たしていく基本的な姿勢なのでしょう。


本気でやるときもちいい

Free Four Teens Jumping in Parking Lot Creative Commons
相田みつをさんの詩です。

なんでもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば たのしいから
本気でやれば つかれないから
つかれても つかれが さわやかだから
相田みつを

本当にいい詩だと思います。

私は、もう20年以上、塾講師をやっておりますが、年々、子どもたちが「用心深く」なり、「本気で」なにかにとりくめる子が減っているような気がしてなりません。もちろん、子どもたちをそのように育ててしまっているのは、私たち大人がそういう社会を作ってしまっているのが原因であることも忘れてはなりません。

しかし、一方では「社会が問題だ!」ともいっていられません。それとは別の問題として、子どもたちには、何をするにも「本気で」やってほしいと思います。

何事も、本気でやれば、けっこう面白かったりします。また、なんらかの成果があったりします。もちろん、その成果はすぐに出るものもあれば、数年後に気づくこと、気はつかないけれど、子どもの成育において実は影響があったりすることもあります。

本気でやるということは、そういうことじゃないかなと思ったりします。

もちろん、勉強にせよ、スポーツにせよ、本気ですれば、疲れます。しかし、こうした「疲れ」は、けっしてイヤなものではなく、むしろ爽快だったりします。といっても、勉強の場合は、多くの子どもが「いやな疲れ」としてとらえるかもしれません。勉強をがんばって、「爽快な疲れ」にしていくためには、いろいろ方法があると思います。

主体的にいうと、「なぜ勉強しているのか」ということが子どもの中にはっきりしていれば、みずから学習をおこなえるようになり、やり終えたときには達成感をもった疲れになるでしょう。客体的にいうと、やはり親御さんがほめてあげることだと思います。大変集中してがんばったら、「よくがんばったね」といってあげることで、「学習の疲れ」が癒やされるのではないでしょうか。

子どもが子どものうちに、勉強もスポーツと同じように「本気でやるときもちいいんだ」ということを学ばせたいところです。


迎春 感謝の意を込めて

2011年の春に、不安の中、はなまるゼミナールを立ち上げ、なんとか無事に年を越すことができました。

秋以降、一部の学年においては、満席になりお断りさせていただいており、また開校1年を経ずして、全学年満席の状態になりつつあります。とりわけ、冬のチラシをまく前から、多くの問い合わせと紹介をしていただきまして、感謝のしようがありません。

はなゼミを作る以前には、地域の皆様とは、ほとんど何のつながりもありませんでしたが、今では多くの子どもたちが通っていただき、毎日、多くの子どもたちが通ってくれ、活気ある教室になりました。本当にご支持、ありがとうございます。

2012年は、さらにご家庭と地域にお役に立てていけるよう、全力で臨んでいく所存でございます。また、できれば今年中に子どもたちの学習環境をよりよくしたいと思っております。保護者の方がいつでも立ち寄れる落ち着いた空間、子どもたちが安心して自習できる空間をつくり、支持していただいている保護者の方々と子どもたちに還元したいと思っております。

開校2年目、さらによりよい学習の場を作っていきたいと思っております。

皆様におきましても、良い年でありますように!