学ぶから教える

old schoolはなまるゼミナールでは、塾を作った当初から「学力を生きる力に。」をテーマに学習塾として運営しております。
その中身として、「ひとつひとつ誰かに指示されないと動けない」言い方を変えると「口元にごはんを運んでもらわないと食べることができない」そんな子どもを作らないということが、1つしてあげられます。
塾が、実績を上げるために、手取り足取り、種々のテクニックを仕込み、成績を上げ、高校に合格させる。それは、確かに1つの方法でしょう。しかし、それでは、高校に合格することが目的となってしまい、その後の子どもたちの人生に責任を取らない考え方であると思っております。
厳しい言い方ですが、外から批判しているのではありません。長年、大手塾で指導してきた自分自身への反省としてあります。
はなまるゼミナールでは、「講師が教えるから子どもたちが学ぶ」というスタイルは極力排除します。ではなく、「子どもたちが学ぶから、講師が教える」というスタイルを大切にします。
学習の主人公、そして当たり前ですが、人生の主人公は、彼ら自身にあります。決して、塾講師が主人公ではありません。
子どもたちを主人公とし、塾、あるいは塾講師は彼らを支え、バックアップしながら、彼ら自身が自らの足で立ち、自らの頭で考え、自らの進むべき道を進んでいく力を身につけてもらいたいと考えます。
言われたとおりにすればいいというのは、確かに楽なことです。しかし、あえてはなまるゼミナールでは、自ら何をすべきか考えてほしいと思っております。

photo by: alamosbasement

4期生の祝賀会

先日、はなまるゼミナール4期生の高校合格祝賀会を行いました。3003
私が大手塾を退職後、はなまるゼミナールを開いたのが、5年前。この子たちは、当時、小学5年生でした。この子どもたちには、本当に色々な思い出があります。
まず、生徒が来てくれるのかと不安に思っていた中、一番はじめに入塾してくれた生徒がこの中にいます。
また、小学5年、6年と教えていても、なかなか模試の偏差値が伸びず、自分には小学生を教える力がないのだろうかと真剣に悩んだのも、この子どもたちに対してでした。しかし、立派に志望校合格を決めてくれました。
さらに、この子たちは、とても仲が良かったのも印象的です。みんなよく勉強もしていましたP_20160323_120852が、よくしゃべり、よく笑っていました。この子たちの授業後に、塾の前を通った方の中には、「ここの塾、ほんとうに勉強教えてるの?」と思われる方もいたのではないかと思うくらい、よくはしゃいでました。また、受験期には、笑うばかりではなく、泣く生徒や励ます生徒などもおりました。

彼らが大人になって高校受験を振り返ったとき、ほんの小さな出来事に過ぎないと思います。しかし、とても大きな経験を積んでくれたのではないでしょうか。
祝賀会では、私が彼らをもてなすはずが、お金を出し合って、ホールケーキを用意してくれました。「小さいけれど」と前置きで渡してくれたケーキは、その大きさではなく、とても重たく感じました。そして、サP_20160323_132221プライズは、ケーキだけでなく、終盤には、寄せ書きまで贈ってくれました。
塾講師のお仕事は、けっして楽なものではありません。学校と違い、気に入っていただけなければ、辞めていくだけですし、「点数ではない、大切なのは生きる力だ」なんて言ったところで、成績が上がらなければ、授業料をいただく価値があるのだろうかと日々考えています。P_20160323_134659
しかし、こうして関わっている子どもたちが、さまざまな形でその思いを伝えてくれると、塾講師のお仕事をしていて良かったなあと思います。
はなまるゼミナールは、地域の方の口コミに支えられて、5周年。この春、6年目を迎えます。
これからも、しっかりと地域の子どもたちの指導に励んでいきたいと思っております。