1年で目を疑うばかりの成長

tabletop-photography-1601184_640はなまるゼミナールでは、小学算数の授業の初めの10分で、「頭の体操」と称して、さまざまな計算トレーニングをします。
虫食い算や、つるかめ算、100マス計算など、その種類は数十あります。
今、小5算数では、通分をしているのですが、ある生徒が1年前から比べ、とても力がついてきたことに驚きました。
この子は、小4で入塾してきたのですが、100マス計算の1桁+1桁でも、1桁✕1桁でもとても時間がかかっておりました。九九の計算ですら、他の生徒の1/4~1/5くらいの計算スピードでした。
ところが、先週、約分をやっていた時、「○と○の公約数は?」という問いに、素早く答えられるようになっており、「力をつけてきたなあ」と思っていました。
そして、今日。
通分で、「12と18の最小公倍数は?」という問いに対しても、すぐに「36」と答えられるようになっていたのです。
1年前まで、九九ですら、怪しかった生徒が、今や九九にはない「12と18」の倍数を頭に思いうかべ、その公倍数を瞬時に分かるまで成長してくれたことに驚きました。
この間まで、毎回「がんばろうね」と励ましていたのに、今や毎回「すごいなあ、よくできるようになったねえ」と感心しています。
あきらめずに、粘り強く努力することで、人が変わったかのように成長する。子どもたちに無限の可能性を感じています。


入試対策授業の成果がもう出ました。

img_20160906_174751-collage毎週土曜日の入試対策講座も、明日で3回目をむかえます。
難問対策でおこなう問題が難しいのはともかく、午後からのオーソドックスな問題ですら、そう簡単には解けないことが分かってもらえているのではないでしょうか。
私立高校の入試まで、あと4ヶ月あまり。この短い時間を有意義に過ごしてもらいたいと思います。
その上で、本日おこなわれた実力テストで、先日の入試対策講座でやった問題が、まったくそのままの形で出されたと、中3生が報告してくれました。
最新の入試問題を厳選して、抽出し、子どもたちにやってもらっていますが、やはり教師が考えることは、同じなんですね。
「お! この問題を生徒にさせたい!」
子どもたちへの期待が、良問を選択させます。実力テストや入試問題に出る問題を意識しているわけでは全くありませんが、このことが子どもたちのモチベーションの1つになれば、それもまた良いかなと思っています。


子どもたちからの学び

Let's Fly!先日、中1の英語の授業で、こんな英作問題の答え合わせをしていました。
問「彼は、野球が上手だ。」
これは、3単現の授業なのですが、当てた生徒は
「He wells baseball.」
と答えたのです。
私は、聞いた時、この答えが出る原因が分かりませんでした。直感的に、述語動詞がないと感じ、そこが原因かと思ったのです。
なので、英語は「主語+述語動詞」が基本的な形であること、「wellは副詞である」という説明をしました。
すると、生徒から質問を受けました。
『「上手だ」は述語ではないのか』
ここで初めて、その子どもがどこで引っかかったのか分かったのです。
私は、子どもたちに
「君たちが疑問点を訴えてくれると、僕はそこから学ぶことができる。本当にありがとう。君たちは、僕のことを「先生」と思っていると思う。当然、僕は君たちに学んでもらおうと思っている。でも、学んでいるのは、君たちだけではなくて、僕もこうして学んでいる。だから、これからもドンドン疑問点を出して欲しい。」
と言いました。
私は、授業は、教師が生徒に一方的に教える場であるとは思っていません。生きていくために、「教科」という枠を超え、さまざまなことを学ぶ場であると思っています。
そうであれば、1人の人間として、子どもたちが多くのことを学ぶと同様に、私も子どもたちから学ぶのです。
塾講師になって、もう30年近くになりますが、とても当たり前で、しかも大切なことを思い出す事ができました。

photo by: Hamed Saber