この時期だからこそ、伸ばす作文

はなまるゼミナールの冬期講習会では、中3生は、50時間以上の授業をおこないます。
教科は、5科+作文の6教科をやっております。つまり、夏期講習会と同様に作文に力を入れております。この短い冬期講習会の中で、さまざまなテーマの作文を1人あたり20以上、書いてもらいます。
なぜ、これほどまでに作文に時間をかけるかといいますと、もちろん、作文が入試で必須であることはありますが、自分の考えを整理し、相手に分かるように理論的に表現していくことが、彼らが高校生、大学生、そして社会人となっていく上で、大切であると考えるからです。
また、この時期に作文を練習すると、みるみるうちに上達します。それは、生徒たちの精神年齢がとても高くなっていることに加え、受験生であるゆえに、真剣に作文に取り組むからです。
この1人ひとりの作文をすべて添削し、コメントを加え、また彼らの意見や考えも聞きながら、返却しておりますが、返すごとに、良い作文になっています。
私としては、授業の予習、そして授業の合間を見ながら、200以上の作文を添削し、コメントを考えることは、大変な労力を伴うのですが、この子どもたちの作文能力の進歩、そして、その作文から見える彼らの「思いや本音」を読めることに大変幸せを感じます。
入試まで、あとわずかですが、最後の最後まで、自分の可能性を磨き上げて欲しいと思います。
そして、高校受験という「狭い目標」にとどまらず、社会で立派に活躍できる人間へと自らを鍛え上げて欲しいと思っております。


がんばれば、いつか開く扉

はなまるゼミナールでは、国語の授業で、作文指導もしております。
先日、中1生に作文を書いてもらい、添削をしました。すると、ある中1女子がこんなことを書いていました。
「私は、あるアーティストの歌詞に感動しました。その歌詞は、これです。
 『目の前をふさいでいるのは壁じゃなくて、扉なんだ』c855_kusarigatuitakousi_tp_v
 私は、この詩を聞き、今、目の前にふさいでいるのは壁じゃなくて、扉なんだ、だからがんばったら、開くんだと思い、感動しました。」
私たち、大人はよく「壁を乗り越える」という言い方をします。しかし、子どもたちにとって壁というのは、乗り越えるものではないのかもしれません。
そうではなく、目の前の困難は、重い扉であり、がんばって押すことで、その扉は開く。こういうイメージの方が分かりやすいのかもしれません。
ここ数年、指導要領が変わるたびに、教科書が分厚くなり、勉強しづらい生徒には、勉強が本当に大変になってきました。しかし、その重い扉は、努力によって、いつか開く
子どもたちには、そうした希望を持ってもらいたいと思います。