ストレスに強くなる

子どものストレスを高める必要性を感じることが良くあります。
子どもたちが成長すればするほど、自分を取り巻く環境が、自分にとって不都合であったり、不快であったりする場面は多くでてきます。そうしたストレスに耐えられなければ、子ども自身、やはり疲れてくると思います。その子が、幼いうちであれば、母親が守ることもできると思いますが、成長してくれば、そうもいきません。
これを書いている今日は、大阪府立高校の後期入試の結果日でした。合格できた子どもは、当然満面の笑みですが、残念ながら不合格だった子どもの中には号泣する子どももおります。がんばってきたのにという思いが大きい子ほど、不合格だったときのショックは大きいでしょう。
しかし、子どもたちにはいいませんが、志望高校の不合格のショックなんて、その後の人生においては、それを上回るショックなど数多くあります。成長とともに、さまざまなストレスになれて、乗り越えていける力、1人でがんばっていける力を小学生高学年~中学生くらいまでに付けたいものです。
具体的にいうと、大変なストレスをむかえたときに、「今、自分はこの状態にある。しばらくは、この状態の中でやっていこう」と、つらい状態にあっても冷静に判断できるようになっていければ、その子は十分なストレス耐性があると言えると言えます。
こうしたストレス耐性を持った子どもは、将来も安心なのではないでしょうか。

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【シリーズ教科書改訂4】小学校教科書はどうなったか


中学校の教科書は、2012年に教科書改訂が完了いたしますが、小学校では、今年2011年に改訂がおこなわれ、すでに小学生をお持ちのご家庭では「厚くなった」教科書をお持ちのことと思います。
算数で33%ほど内容が増え、理科では37%もの内容が増えております。
さて、理科と社会に関しては、ほぼ同じ内容を中学校で繰り返しますので、割愛させていただきますが、「積み上げ」の教科として算数のことを書かせていただきます。
算数はかなりの分量になりました。では何がどう増えたのでしょうか。
基本的には、小6以外は、これまで上の学年で習っていたものが下りてくる形になっています。従いまして、保護者の方が見られても、「厚さ以外に変化がない」と思われているかもしれません。しかし、習う学年が1~2年下がるというのは、子どもたちにとっては大変なことです。
とりわけ、小学生では、成長著しいですが、逆に言うと、1年の差はとても大きいものがあります。理解力などを取ってみても、いままで5年生が理解していたものを4年生に理解させるとなると、じっくりと時間をかけ、演習量もそれなりに取っていく必要が生じてきます
しかし、実際には、学校での学習時間が増えたとはいえ、教科書の増加ほどではなく、小学生であっても(中学受験しなくても)しっかりと家庭学習をしていく必要があります。
また、これまで小6でやっていた内容のかなりの部分が小5へ回されたことにより、小6では様々な新しい内容が付け加えられております。これまた、きちんと理解していくためには、学校の授業をちゃんと聞くことにくわえて、ご家庭でのさらなる学習が不可欠となります。
家庭学習のコツとしては、復習をしっかりとおこなうことにつきます。まず、第1に学校で習ったことをしっかり理解しているか確認すること、第2に、学校でやった演習などで間違えたところをもう一度やり直すこと、さらに余裕があれば、問題集を1冊買って演習量をふやすことができれば合格ではないでしょうか。このとき、問題集は解説がちゃんと載っていて、自分で勉強できるものにしてください。○だった×だった、ではまったく意味がありません。なぜ、×なのか、あるいはなぜ正解したのかというのが、大切な勉強になります。
また、予習ですが、習い事などで忙しいようであればさほど重視する必要はありません。大事なことは、習ったことをきちんと理解していくという作業になります。もし、「いや、予習もさせたい」ということであれば、国語の予習をさせてください。《1》教科書の音読をする、《2》新しく出てきた漢字や言葉を調べる、この2点で充分だと思います。もちろん、予習に手間をとって、復習ができないなんてことは絶対に避けなければなりません。
また、はなまるゼミナールでは、算数・国語は週に2回づつおこないます。1週間に2回づつ授業することにより、少しづつ確実に理解できるようにしております。基礎をしっかりと固めた上で、さらに、中学や高校へ進学したときのことを考えて、応用を加えております。
小学校の授業でちょっとつまづいているという方は、是非一度お越しください。1週間の体験授業でおわかりいただけるのではないかと思っております。


小5算数の大切さ

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現在、小学5年生は、公倍数と公約数の問題をやっております。小学校では8時間くらいかける内容で、俵口小学校ではすでに終えているようです。しかし、はなゼミではまだ演習をしております。学校とほぼ同じ時間はかけているのではないでしょうか。他塾さんと比べても、かなりの時間を掛けていると思っています。

この倍数と約数は、とても大切な分野になります。おおざっぱに言えば、高校レベルにまで及ぶ重要分野です、そこまで言わなくても、5年の12月には異分母の和と差の計算に必ず必要な分野です。それまで分数は、同分母の計算ばかりなので、分数計算などそんなに難しくないのですが、異分母の分数計算はそう簡単ではありません。通分がおぼつかない←公倍数が理解できていない、約分ができない←公約数が理解できてないということになります。

本来、中学生になれば、分数の計算くらいはできて当たり前なのですが、それが実はそうはなっておりません。通分がおぼつかない子どももけっこうおりますし、約分までしっかりできる子どもになると本当に少ないのではないでしょうか。小学校の授業時間があまりないということに、指導要領が大幅に増大し、子どもたちがきちんと身につくまでに至っていないというのが現状です。

しかし、小5の算数は倍数・約数以外にもまだまだ重大な分野を残しています。9月末から小学校でやっている「単位あたりの計算」これもまた、とても大切な単元となります。この単元の中には、「平均」「速さ」を含んでおります。平均の考え方も速さの考え方も、大人になり社会に出てからも必要となる考えであり、きわめて重要である子とはあまりにも明白なのですが、じつはここにひとつのワナがあります。

実は、この単位あたり量というのは、小5の終わりに習う「割合」につながる基本的な考えでもあるのです。割合は、基本となる量を1として、比べられる量と表していく考えですが、これこそ単位あたり量の考えの応用となります。

したがって、小5で習う割合は、誰もが苦しむところですが、その原因は2つあると考えます。

まず、第1に、問題文が理解できないという国語力・読解力の問題です。「AくんはBさんのどれくらいか」と聞かれたときに、基本となる量はAくんなのか、Bさんなのか、まず分からない。ちょっと気のきく子は、「答えが小数になるように割り算すれば良い」などと覚える子どももいますが、それでは全くダメです。ちゃんと、問題文を理解しないといけません。

第2に、先に書いたように、本当に単位あたりの量という考えが理解できているのかどうかということが、割合を真に理解できるかどうかの分け目になります。

はなゼミでは、つづく「単位あたりの量」にも多分の時間をかけて、子どもたちの理解を促していきます。「倍数・約数」「単位あたり量」「割合」は時間をいくらかけても、かけすぎることはないと考えています。ここでの時間が、子どもたちの将来の算数・数学の基礎力に大きな意味を持つからです。


ものづくり教室~~色彩陶芸2日目《着彩》

子どもたちの作品を釜から無事に取り出すことができました。割れや破損などがないかなかり不安だったのですが、2人のプロの女性ががんばってくれたおかげで、問題なく色を付ける工程へと移ることができました。

造形の作業でも子どもたちの可能性の奥深さについて、スタッフ全員で感動していたのですが、色つけもまったく同じです。

けっして、「子どもたち」というマスではとらえることができない、やはり1人ひとりの子どもの個性が浮き彫りになっています。

さらに、小学4年生の作品と5年生の作品にはとても大きな違いがある子とも実感いたしました。4年生のものはとても素朴で自由な感じがある一方で、5年生以上になると作品に目的性がでてきて、意識的な作品になってくるようです。

また、中1くらいになると、ぐっと大人っぽい作品になります。

子どもたちひとりひとりの個性も大切ですが、1年1年の子どもの成長ということも大いに感じました。

また、今回の教室を通して、色づけのおもしろさを感じてもらえたのではないかと思っております。色を重ねること、色を混ぜて新たな色を作ること、それを組み合わせて塗っていくこと、、、作業を通じて、いろいろと感じてくれていれば、とてもありがたいです。

また、来年も陶芸教室ができればいいなと思っております。ただ、私の個人的な思惑としては、来年は陶芸とともに、銀細工でアクセサリーづくりをしたいということ、今年の10月か11月くらいに、野焼きで土器を作り、古代人の生活の一端を感じるという企画をしたいと思っています。さて実現できるかどうか。あまり期待せずにお待ちいただければと思います。

※もちろん、ぜひやってほしいという要望があれば、かなり前向きに企画が進むと思いますので、ご意見をいただければ、うれしいです!


スライム時計をつくりました!


ものづくり教室の第2弾として、きょう、スライム時計をつくりました。
好きな色に色づけして、とてもきれいなスライムができました。これまでも、何度もスライムづくりをしてきましたが、子どもたちが何かをつくるのを見るのはとてもいいものがあります。また、作るといっても、スライムづくりは工作ではなく、化学反応を利用したある種の実験ですから、それまでサラサラだったものが、ねばねばベトベトのスライムに変化するのはとても不思議なことです。


今日は、夏休み企画「色彩陶芸」1日目でした!

小学生の部と中学生の部に分かれて、陶芸教室~造形編が無事終わりました。

まず、はじめに私の方から、土を焼くとなぜ固まるのかと焼き物の歴史と現在の話を少しおこない、2人の若い先生の下、造形をスタートしました。

あらためて、子どもたちの造形意欲というのは、すごいものがあります。内部からほとばしる何かがあると言わざる得ません。小学生の部では、あらかじめつくると予定であった土鈴と、俵口小学校の夏休みの課題となっている貯金箱を粘土で作りました。1時間に2つの作品をつくったわけですが、2つめは子どもたちの創作意欲がほとばしり、あっという間に完成しました。

ある子は、自分の頭の中に描かれたものを形作りながら解説してくれたり、またある子は自分の手によって生み出された造形を見て楽しそうに笑い、またある子はもくもくと造形にいそしむ。。。 教室が終わった後、2人の講師の女性と食事をとりながら話したのですが、子どもというのは本当に無限の可能性を秘めているものだと感心した次第です。

このあと、1週間ほど乾燥させ、美楽来の釜で焼き上げます。そして、子どもたちは盆明けにそれぞれの作品と再会し、着彩をしていきます。とても楽しみです。


唯一無二の子ども

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中3の理科で、遺伝子を習います。そのときに、授業ネタとして、クローンの話をします。

すべての生物の体の設計図が、細胞の核の中にある“遺伝子”に書かれている。その遺伝子に書かれている暗号を読み取れば、まったく姿形がおなじ生物が作り出される。こうした技術をクローン技術という。この技術を使えば、顔も肌の色も、髪の毛の様子、すべてが同じ人間=クローン人間を作ることができる。

たとえば、君の髪の毛や皮ふから、君と全く同じ顔をした、同じ姿形をした人間を作ることができる。

と、クローン人間の説明をすると、たいていの子どもは、驚いてくれます。中には、いろいろと自分の中で想像するのでしょう、「自分が2人? おもしろそう」とニヤける子などがいます。しかし、私は続けます。

でも、性格は違う。顔も髪の毛の様子も、声も全く同じなんだけれど、君とは全く性格は違うんだ。

というと、また子どもたちは不思議そうな顔をするんですね。

だって、そうやろ。今の君は、今までのいろんな出来事の上にあるんやで。たとえば、1才の時、大きな病気をした。とか、幼稚園に入って仲のいい子ができたとか。お父さんに猛烈に怒られたことがあったとか、いろいろな出来事の中で、君たちの性格が決まってきてる。君たちと同じ性格のクローン人間をつくろうと思ったら、お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、友だち、近所の人、先生など同じ人間を用意して、同じ出来事を全く同じにしなければならないんや・・・

ひとりの子どもは、本当に唯一無二の存在なんですね。同じ父母から生まれ、育てられても、いろいろな出来事や周囲の人との関係など、本当に数え切れない要素の中で子どもは育っていきます。当たり前なのですが、たとえ兄弟であっても、同じ環境で育つなどということはありえず、1人の子どもは世界でただひとりの個性を持つ子どもなのです。


理科がもっと好きになる

La Recherche, l'Education et le Muséum
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小学生でもカメラ付きの携帯電話を当たり前のように持つ姿は、ほんの10年ほど前までは考えられないことでした。

これほどまでに科学技術が発展し、私たちの身近になってきているにも関わらず、理科嫌いの子どもが増えてきていると言います。日本は、資源のない国です。資源がない中で、戦後日本のあり方として、高い技術力を誇ってきたのは言うまでもありません。

はなまるゼミナールでは、9月から小学5年生、6年生対象に

理科がもっと好きになる

企画を月に1回の割合で、おこなっていく予定でいます。理科の好きな子どもはワクワクし、理科のきらいな子どもも面白そうと思ってもらえると思っております。

現在調整中ですので、盆明け後に発表したいと思っております。


はなゼミの夏期講習会2011 特徴《7》 家庭学習の支援

LEGO Worker
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小学生のお持ちのご家庭で、

「塾に通わせたいが、子どもが行きたがらない」

「塾に通わせるほどではないが、夏休みにもう少し勉強してもらいたい」

などないでしょうか。

はなゼミでは、そうしたご家庭のために、夏休みの間の学習計画をつくり、週に1回の割合で学習の進度のチェックや学習のアドバイスなどさせていただきます。夏休みの間の家庭学習の支援をおこないます。

テキストは、市販されていない塾用教材を使用いたしますので、安心の内容です。

対象学年は、小学3年生~6年生までです。ぜひご検討ください。


俵口小学校で出される宿題

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最近、大阪では小学校ではほとんど宿題を出さないという学校も増えてきました。
しかし、学校で宿題が出されないと、塾に通っていない子どもの学習量は非常に少なくなります

原因の1つに、中学受験を控える子どもへの配慮があるのではないかと、私は思っております。
中受生を教えていたことがある経験からすると、小学4年生ですら、大量の宿題、しかもかなり難易度の高い問題をさせます。7時に塾が終わり、家に帰り、食事を取り、風呂に入り、10時から宿題を始めようものなら、完成するのに12時すぎることなど当たり前です。両親がつきっきりで、深夜遅くまで塾の宿題に奮闘するというのは、少なくとも私の塾では当たり前でした。そうなっていると、学校の宿題はできません。逆に言うと、中受用の塾の宿題を優先するために、学校の宿題はやらないという場合ももしかするとあるかもしれません。
10年以上前に、とある中学受験塾で、「学校の勉強などするな、塾の勉強しなさい」と言われたとニュースで問題になったことがあります。気持ちとしては、とてもよく分かります。塾としては、受験校合格のために、難度の高い膨大な問題を消化させなければならないわけですから。
そうした状況の中、小学校側が受験を控える小学生のために、宿題を減らす、あるいはなくすという処置をせざるえなくなる場合があるのではないかと思ったりします。

現在、俵口小学校に通う生徒を抱えておりますが,子どもたちに聞くと、小5から宿題が増えたと言います。なんでも、先生によると、中学校に上がったときに困らないようにと、宿題を多めに出しているというのです。
私は、これを聞いて、俵口小学校は立派な先生がいるいい学校だなあと感じました。
学校教育では、子どもたちの将来をつねに考えていく必要があります。あえていえば、塾は違います。

大阪でとある進学塾から進学校に進んだ生徒は、ほとんど落ちこぼれているという噂がまことしやかに流れていますが、私は長年大手塾で塾講師をやってきて、それはある程度正しいのではないかと思っています。なぜなら、本質的に考えさえる学習は時間と手間暇がかかります。手間がかかる割に、結果が出るのに時間がかかりますから、親御さんからの評価も受けにくいでしょう。しかし、そうではなくてエッセンスやテクニックを徹底的に詰め込めば、それなりに成績は上がり、親御さんや子どもたちは喜びます。じゃあ、それで、高校の勉強は大丈夫かというと、これまで塾の教師に“エッセンス”ばかり教えてもらっており、難解な高校の勉強を自分で考え、解決していく練習がされていないために、高校ではついていけなくなる可能性が高くなるのです。
しかし、学校教育は違います。子どもたちが中学校に入っても困らないように、社会に出ても困らないようにと、社会的なルールや学習方法などを教えるのが公教育というものではないでしょうか。当たり前なのですが、むずかしいところであると思います。
はなゼミは、俵口小学校の通学路沿いにあるので、小学生がたくさん通りますが、あいさつもしっかりできる立派な子どもがとても多いです。これも、俵口小の先生方の普段からの教育のたまものなのでしょう。子どもたちを見ていると、そう感じます。