困難に直面するのは、とっても素晴らしいこと!

Heart
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我が子を困難に直面させたくないというのが、親心ではないでしょうか。そのため、親は予防線を張り、我が子が困難に直面しないようにあらかじめ注意をしたりします。
しかし、どうでしょうか。私は、一定程度、子どもは困難に直面すべきであると思うのです。それは、成長したときに「真の困難」に出会ったときの訓練として、また親がいる、まわりに大人がいる間に「困難」に対する耐性を今のうちに身につけておいた方がいいのではないかと思うのです。
私は、子どもたちによく言うことがあります。

テスト勉強なんて、簡単なんだ。テストに出ることなんて決まっているんだから。でも、君たちが大人になってから出会う様々な問題には「答え」がない。その答えが書いてある教科書なんてない。だから、今、いろいろ勉強したり、経験したりして、学んでいるんだ

できれば、子どもたちには、いろんな「困難に直面」してもらい、できれば自力で解決していってほしいと思っております。そうした経験が、子どもたちを大きく強く鍛え上げ、将来、大変な困難に直面しても乗り越えていける力になると信じております。


定期テスト対策~~期末テストに向けて

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梅雨の真っ最中ですので、しとしと雨がよく降ります。一雨ごとに、木々の緑が濃くなっていくのは、とてもうれしいのですが、雑草も一雨ごとに伸び盛り。困ったものです。。。

さて、中間テストの結果が返ってきたばかりですが、今度は6月15日から期末テスト2週間前に入ります。

生徒たちには、期末テスト対策が始まるこの2週間のうちに、中間テストの自己分析・評価シートを完成してもらい、今度はその思いを期末テストへ向けた勉強にぶつけてほしいなと思っています。

ちなみに、中間テスト2週間前からの対策をした生徒たちは、まずそこそこの点数をとってくれたのではないかと思っています。子どもたちへは私から80点くらいあげたいと思います。しかし、「ここは出るよ」「ここは間違えやすいよ」と言っていたにもかかわらず、ポツポツとミスも目立ちました。しかし、そうしたことは、当の子どもたち自身がよく分かってくれていると思いますし、しっかり自己分析してくれると思っております。私としては、詰めの甘さをなくしていくよう、私自身がもっともっと工夫し、努力しないといけないと強く心に思っている最中です。

中間テスト前後から、新たに一緒に勉強するようになった子どもたちにも、期末テストでは大いに良い点をとってもらうべく、がんばっていきます。

 


栄光の勝利に向けて


はなゼミでは、中間テスト対策を先週から始めています。
そこで、中学生にはなまるメッセージを送りました。
“危険もなしに勝つというのは、栄光を伴わない勝利だ”

ピエール・コルネイユ(仏、劇作家)
小学校や中学校くらいのレベルであれば、少し“勘”のいい子であれば、あまり勉強しなくても、けっこうテストができたりします。もちろん、テストの点数がいいこと自体が悪いことではありません。それは、基本的な内容が理解できている証拠ですから、むしろいいことでしょう。
でも、はなゼミに通ってくれる子どもたちには、しっかりと努力した上で、いい点を取ってもらいたいと思っております。きちんと努力して、結果がそれについてきたなら、それこそ大いに賞賛されるべき“栄光の勝利”だといえると思います。

子どもたちには、来る中間テストに向けて、自らがたてた計画表通りに学習を進め、しっかりと結果を出し、成功体験を積み重ねてもらいたいです。

 


のびのびと学習するということ


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数学の教師にありがちなのですが,計算の仕方やノートの取り方に,かなり細かく指示だしし,強力に守らせようとする先生がおられます。結論から言うと,私は,子どもたちに一定のルールは説明し,この通りにやってみようと促しますが,あまり強力に従わせようとはいたしません。
もちろん,ベテランの教師のいうとおりに解いていくのが,まちがいやミスが少なくて済む“最良の方法”であると思います。
しかし,私は,いくつかの疑問を感じるのです。
まず,第一に,きちんと先生の解き方を学んでまちがいを一切しないというので本当に良いのかということです。もちろん,繰り返しになりますが,先生のいうとおりに解くというのとても合理的なことです。しかし,それは本当に“学び”なのでしょうか。
私は,つねに子どもたちに成功の喜びとともに,失敗もまた経験して欲しいと思っております。むしろ,失敗から学ぶことは多いのではないかととも思っております。自分自身の過去を振り返ってみると,思い出すと穴に入りたくなるようなこともありますが,しかし,それが恥ずかしければ恥ずかしいほど,あるいは悔しければ悔しいほど,自分を振り返り,自分を変えてきたような気がします。
子どもたちには,親や教師,さまざまな大人な先輩から,素直に学んでもらいつつ,それを金科玉条のように守るのではなく,大いに失敗し,発展させていってもらいたいと願います。
私が,解き方や勉強の仕方にあまり縛らせない2つめの理由は,のびのびと学習してもらいたいということです。
これは,確かにむずかしい側面があります。絶対に間違わない解き方を子どもたちに強力に守らせれば,短時間でテストの点数を上げることができます。とくに中学生くらいには,非常に効果があります。優秀な教師があみだしたテクニックはやはり優れているのです。
逆に,一定程度,子どもたちに解き方や学習方法などを任せ,失敗の経験をさせるとなると,そうはいきません。テストの点数がぐっと上がる子もいれば,良くなるのに1年くらいかかる子もいます。また,上がったと思えば,次は下がったりしたりします。私は,そこで,油断をすれば,点数は下がるのだということを学んで欲しいわけですが,親御さんからすると,やはり心配ですし,おもしろくないということになりがちです。
ただ,多くの生徒を見ていると,
・成績は上がってうれしいけど,細かいところまで指示されるのはいやだ
・言うとおりにしないと怒られるので怖い
などと,かなり萎縮しているのも事実なのです。
小学校も高学年になってくると,子どもたちには,自我が芽生えてきます。まわりの大人からすると,「えらそうに」ということでもありますが,しかし,それは成長の証です。そういう子どもたちに,細かく指示だしし,守らせようとすると,やはり緊張感のある授業になりがちなんですね。
そういう授業においては,子どもたちは,問題を解くことに頭を使うことよりも,怒られないようにすることに頭を使いがちになります。そして,いろいろな側面から疑問を持ったり,解き方を工夫することよりも,覚えさせられたことを忠実に実行するだけになってしまいがちなのです。
私は,勉強するということだけに,彼らの能力を使い切るような,他に何も心配することなく,一生懸命に考えることのできる教室をつくっていきたいと思っています。


苦手教科を克服するために

grapes, for everyone
まずは,勉強に対して,自信をつけることが大切です。やはり,自信がないと,勉強に集中もできませんし,成績を上げていくこともむずかしくなります。では,どのようにすれば自信をつけることができるでしょうか。

ひとつの提案として,成功体験を積み重ねるということをおすすめします。人間は,以前にしたことが成功したとき,次に同じことをしやすくなるという傾向があります。たとえば,お母さんが,夜のおかずをつくったときに,子どもがおいしいととても喜んでくれた場合,次もおいしいものをつくろうと積極性が出てきたりします。しかし,逆に,おいしくないと言って残されたりした日には,あまり良い気持ちがしません。

学習においても,苦手な,できない教科をしっかりとやる必要は確かにあるのですが,そればかり時間をかけても理解ができなかった場合,やはり気分が良くないですし,次やろうという気もおきにくいのです。

では,発想の転換で得意教科をビシビシやり,勉強に対する気分を高めてみてはどうでしょうか。できる教科,得意な教科をやることで,やればできるという気持ちを高めていって,そうした気分で苦手教科もやってみる。こうした手順を踏むことで,苦手教科に対する意識も少しづつ変わっていけるのではないかと思います。

つまり,得意教科をしっかりやることで,得意教科であるけれど,その成功体験が自信へとつながり,苦手教科をがんばろうというエネルギーにつなげていくということです。おためしください。

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