読解マラソンはじまりました!


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まだまだ、スタートしたばかりですが、子どもたちのテキストを採点しておりますと、成績の伸び悩みと読解力の関係は、思った以上に深くつながっているなと感じております。

勉強が出来ない原因として、勉強していない=勉強不足であるという側面だけでなく、読解力がないために、教科書や教師の話が正しく理解できていないことがあげられると思うのですが、今回、このことをしみじみと感じております。

つまり、逆に言うと、きちんと読解力をつければ、国語力のみならず、いろいろな力がついてくると、あらためて確信いたしました。
読解マラソンを受講していただいている保護者の皆さん、そして子どもたちには、長い道のりをどんなに遅くても、コツコツと読解力をつけてもらって、かならず他教科の成績向上につなげてもらいたいと思っています。


秋からの新オプション《2》~はなまる読解マラソン~

black & white Glasses & Book - exhausting read
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これまで、はなまるゼミナールでは、音読・多読にこだわって、子どもたちの国語の指導をおこなってきました。その結果、ありがたいことに、「7月の学校の懇談会で読解力がついたと言われた」といわれる保護者の方が何人もおられました。

読解力は、国語だけの問題ではありません。算数や数学の文章題を解くには読解力が必要ですし、そもそも親の話や先生の話を理解するのも読解力です。つまり、読解力は子どもがこれから生きていく力そのものと言ってもけっして言い過ぎではないと思っております。

しかし、この読解力を付けるためには少々時間がかかるのも事実です。だから、少しづつ、粘り強く、コツコツと読解演習をしてもらうための《読解マラソン》を実施いたします。

特徴として、まず第1に、進級式にしております。基本は10級からスタートしていきます。早ければ、3~4ヶ月で進級できるようになっています。最終の1級では高校1年の現代国語レベルの文章読解になりますので、級を追うごとに読解力がかなりついていくと思っております。

第2に、無学年制で実施いたします。このことにより、生徒のレベルと、スピードに合わせて読解演習を行えます。私は方針として、受験学年でなければ、スピードはさほど重要でないと考えております。ゆっくりしか分が読めない生徒はゆっくり読んでもらって進めていけば良いし、読むのが早い生徒はどんどん読み進めば良いのではないかと考えます。

第3に、ひたすら多読します。たくさんの文章を読み、問題を解くことで、国語力を確実に付けていきます。さらに、さまざまな分野の文章を読むことで、子どもたちの経験値を高めます。本を読むことのすばらしさは、筆者の意見を自分に取り入れて、まるで自分がした“経験”のようになることであると思っています。そういう意味で、この読解マラソンを通じて、子どもの精神的成長を促していきたいと考えます。

第4に、さまざまな分野の文章を読むだけでなく、問題を通じて、漢字や熟語、ことわざや慣用句、文法事項などが自然と覚えていけるようにしています。だから、いやいや漢字を覚えるとかことわざが全く分からない、文法が解けないということをなくしていけます。

はなまる読解マラソン、自信を持ってお薦めします!

はなまるゼミナールの力を付けるオプション授業


国語力を付ける

Reading
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この春から、大阪府立大学に通っている教え子がいます。彼は、私が以前勤めていた塾を辞めるというので、食事会を開いてくれたメンバーの1人なのですが、彼が中学生の頃をとても良く覚えています。

中学1年生の頃から塾に通い始めてくれた、勉強も良くできる子でした。塾内テストをしても、常に上位にいるような子どもだったのです。だから、よく覚えているわけではありません。

その彼が、中学3年になり、いよいよ受験だということで猛勉強しはじめ、メキメキと力がついてきて、塾内テストの偏差値もつねに70近くまで上がってきたのですが、国語だけがどういうことが他教科に比べ10ポイントほど低いんです。彼は、読書も良くする子どもで母親もとても心配しておりました。

夏期講習会が終わり、最終日に模試をおこなったのですが、やはり国語だけがとても低いので、母親と本人と相談した上で、受験生用の国語の問題集を1冊渡し、仕上げてもらったところ、数ヶ月後の11月の模試ではあれほど伸び悩んでいた国語の偏差値が70近くまで上がったのです。

こういうことはとてもよくあることです。いったいどういうことでしょうか。

国語の成績を上げるためによく「本を読みなさい」といわれることがあります。もちろん、読書はとても大切なのですが、私の経験上、読書をして国語の成績が上がるなどということはほとんどありません。なぜかというと、ちゃんと理由があります。

まず、本を読むのが好きな子どもでも国語の成績が悪いということがままあるのですが、国語の問題を解くためには、

筆者の意見や考えと自分の思いや気持ちを分けることがとても大切

なのです。読書が好きなのに国語の成績が悪いという子どものほとんどが、こうした「主観と客観」の区別ができず、問題を正しく解くことができません。こうした力が、読解力なのです。

したがって、国語教育をおこなっていく上で、私は「主観と客観」を区別するということがとても大切と思っております。そして、「主観と客観」が区別できてくると、親や教師との会話、他人とのコミュニケーションがとてもうまくいくようになります。なぜなら、自分の気持ちと、相手の気持ちや考えを分けることができるようになるからです。

国語力を付ける第2の課題として、良問をたくさん解くことです。これは、先に書いた「主観と客観」を分ける訓練であるというだけでなく、国語力自体を伸ばすという作用があります。

というのは、日本に生まれ、育っていれば、特に習わなくても、一定程度読めたり書けたりしていきます。これは、英語などの他言語を学ぶこととは違います。母国語でなければ、じっくり学習する必要がありますが、母国語であればじっくり学習しなくても一定程度は読めるわけですから、じっくり学習する必要性はあまりありません。むしろ、一定程度理解できるのであれば、たくさんの文章を読み、国語力を鍛えていくことが早道なのです。

さらに、良問を解くというのは、次のような意味もあります。先に書いたように母国語の場合、特に学習しなくても一定程度読めたり書けたりするわけですから、子どもの国語能力に合った文章を読んでいても何の負荷にもなりません。スルッーと読めてしまえば、国語力を鍛えることにはならないのです。しかし、優れた問題にある文章は読んでいていろいろと勉強になるようになっています。つまり良問は解けば解くほど、読解力を付けるだけでなく、様々な知識もついていくのです。

はなまるゼミナールでは、秋から、子どもの国語力に応じたテキストを用いた良問の多読演習をオプションとして、おこなう予定です。無学年で進級式で演習をおこなうことで、比較的短時間に国語力・読解力を上げられると自負しております。

現在、調整中ですので、決まり次第、このブログ上でご報告させていただきます。


文章をつくる

From a distance the River cherishes
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この夏、子どもたちには文章読解能力と文章作成能力をつけてもらいたいと思っております。

さて、文章作成ですが、文を書くのがきらいな子どもにどうすれば、文を書いてもらうことができるのか。きらいなものをさせることほど、難しいことはありません。

はなゼミでは、まず「箇条書き」短文を書いてもらっています。文章書きなさいと言われると、いやな顔をする子でも、箇条書きで短文と言われるとわりとサッと書いてくれます。次に、それを文章化してもらいます。こうした手順を踏むとけっこう書いてくれます。

つぎに、題材です。

小学生に、日記を書かせると、「何を書いていいか分からない」ということがあります。「昨日、何をしたの?」と聞いても、「普通」と答え、進まないこともままあります。日常の幸せはささやかであっても、当たり前の生活にあると思っていますが、それでもやはりその当たり前の生活をしっかり表現する必要があります。

この夏のはなゼミの読解の授業第1弾では、子どもたちに絵(普通の絵からちょっと意味不明の絵まで)を見せて、それを文章で表現する練習をしました。結構盛り上がりながら、いろいろ書いてくれました。文を書くのが好きな子はもちろんのこと、書くのが嫌いな子でさえ、10行くらい書いてくれ、子どもたちが本来持っている作文能力の大きさを実感いたしました。

さて、はなゼミに通わせていただいている保護者の方は、もし良ければ、子どもに箇条書き作文を見せてもらってください。どんなことをしながら、文章作成の練習をおこなっているのか分かっていただけると思います。


パターン化した算数でなく、読解力をつける算数を

Compound of two small stellated dodecahedra
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小学生の頃は、算数が苦手ではなかったのに、中学に入るといきなりできなくなる生徒がいます。

さまざまな理由がありますが、大きな理由の1つに読解力がないということがあります。読解力がないのに、なぜ小学校の算数ができたのか、それはパターンを覚えてしまっているからなのです。

実は、小学校の時に、文章題を1つひとつ考えながら解くことをせずに、パターン化して覚えることによって、計算の意味や文章の意味などを考えずにやってしまい、結局、中学校に上がったときにつまづいてしまうのです。こうした弊害を乗り越えるためには、小5くらいになったら、パターン化して問題を解くクセを止めさせなければなりません。数を解かせる、すばやく解かせるといった学習方法を止めさせ、きちっと問題を考えさせなければなりません。

私は、遅くても小5、早くて小4からきちっと文章を読まないと解けない文章題をさせます。算数が得意だという生徒であっても、はじめはほとんどの生徒が間違います。
下の問題は、小学4年生の和・差・積の文章題です。小学生をお持ちのお子さまがおられたら、ぜひさせてみてください。解答は、この記事の一番下にあります。

読解力がないと解けない文章題(小4レベル)

私の経験では、上記の問題は、小6でもけっこう間違う子がいます。間違わなくても、「うわ、むずかしい」と言ったりします。なぜでしょうか。
たとえば、

花子さんは1コ110円のりんごを、25円引きで4コ買って、家から持ってきた150円の買いものぶくろに入れました。花子さんはいくらはらいましたか

答えは、

(110-25)×4=340円

ですが、きっちりと読まないと、あるいは文の意味を理解していないと、買い物袋700円を計算の中に入れてしまったりします。そして、きっちり読まないといけない=むずかしいと感じるんですね。それは、頭の中で、文章題をパターン化してしまっているからです。ちゃんと読むクセがついていれば、むずかしいはずはありません。

子どもが文章題を解いていると、「かけるの?」「わるの?」と聞いてくることがよくあります。その質問は本来おかしいのです。かければ解けるとか、われば解けるのではなく、文章の意味が分かれば、おのずと解き方が分かるようにならなければなりません。

もちろん、基本的な計算パターンは覚えるくらいまで練習する必要があります。しかし、それ以上繰り返しても、意味がないだけでなく、子どもが本来持っている考える力を発揮できなくしてしまうという弊害があります。ただ、同じパターンの問題を繰り返しても、力はつきません。そうではなく、しっかり文章を読み、理解した上で、計算が出てくるようにならないと本質的な学力など身につかないのです。

現在、はなゼミでは、小5から「きちっと文章を読まないと解けない文章題」を少しづつとり組み始めています。夏期講習会で、基礎的な力を確立した後、小4生にも「きちっと文章」を読んで解く練習をさせたいと思っています。

【解答】読解力がないと解けない文章題(小4レベル)


勉強に励む美しさ

Graham at Work
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小学生,中学生の間にしっかりとした国語力をつけることは,とても大切です。

それは,英語を勉強する上でも,算数や数学を勉強する上でも,理科でも,社会でも大切なことです。

書いてある日本語が正確に,そして主観でなく客観的に理解することができなければ,どのような教科であっても学習することはできません。いや,教科学習だけではありません。サッカーを習っていて,コーチからのアドバイスがしっかりと言葉通りに理解できなければ,上達しないでしょう。

はなゼミでは,子どもたちにできるだけ多くの文章を読んでもらいたいと思っており,授業でもたくさんの文を読んでもらっています。1コマ55分の授業で,5つ以上は読んでいるのではないでしょうか。そのことにより,文章読解の力だけでなく,いろいろな知識や感受性なども豊かにしてほしいと願っているからです。

さて,先日,小学5年生の接続語の学習に,高田敏子さんの「詩の世界」という本の中の一節を読みました。

テーマは「美しさの意味」であり,何をもって,私たちは美しいと感じるのかということが書かれてありました。

その中で,高田さんは,「働く人を美しい」とし,「どんなにどろんこでも,汗みどろでも働く姿は美しい」といいます。それは,働くという行為が役立つ使命を果たすことであり,どろんこや汗がそれにつながっているので,美しく見えるのだというのです。

私は,生徒に「使命」の意味とそれを果たす美しさについて,お父さんが一生懸命仕事をしているのは,家族や子どもたちを守り育てるためであり,お母さんがご飯をつくってくれたり掃除や洗濯をしてくれたりするのも,そういう使命を果たしているから,美しいのだよと説明しましたが,実は,心では少し違うことも考えていました。

それは,この20年の塾講師生活の中で,一生懸命に勉強する子どもたちを見ていると,やはり「美しいなあ」と感じて,感動してしまうことを考えていたのでした。子どもたちが一生懸命に勉強する姿になぜ感動するのか,それは,高田さんの言葉を借りると,使命を果たしている姿に感動を覚えているのでしょう。

親からの期待もあるかもしれません,または自分の夢や希望をかなえるためにがんばっているのかもしれません,いずれにせよ,しっかりと努力をし,学力を身につけ,社会に貢献している人間へと成長するために訓練であることは間違いないのです。当の子どもたちは,感じていないと思いますが,こうした子どもたちが社会に役立つ“人としての”使命を果たす姿を,心のどこかで想像し感動していたのかもしれません。